\初・屋久島旅行/ 無料で行ってゆっくりくつろぐ。
こんにちは、愛妻家ゆうとです。
以前から気になっていた「屋久島」。やっと行けました。久しぶりに頭を空っぽにして、ゆっくりのんびり。綺麗な風景や旅の思い出を書き留めてくため、そして今回は飛行機代無料で行けたので、その方法と、素敵な宿の情報も書いていきます。旅行がしたい、屋久島に行きたい、という方は参考にしてください。綺麗な景色を載せているので、屋久島の自然を感じてみてください。
※今回は心身を休ませる目的でした、屋久杉ツアーなどのアハードなクティビティはしてません。
自分を癒したり労ったりする時間、大事です。昔の僕はそれができずに精神を病んで回復に1年かかりました。その経験も、今となっては「ありがたい経験」にはなっているけど。疲れた、辛い、気分転換したい!と思った時には、思い切って休暇を取ること、大切です。流れが変わるっていうし、ね!
0、今回の旅で感じたこと
1、出発
2、到着早々、困惑
3、危機!レンタカー満車だってよ
4、ボタニカルリサーチパーク(トローキの滝も)
5、西部林道に恐る恐る(屋久猿・屋久鹿)
6、永田いなか浜(ウミガメが産卵する海岸)
7、千尋(センピロ)の滝
8、大川(おおこ)の滝
9、ヤクスギランド
10、今回行っていないけど代表的な観光名所
11、今回お世話になった民宿「いやしの民宿とんとん」
12、最終日に貸し別荘「サウスコースト」でステイ
13、屋久島に無料で行けた理由(わけ)
①日常生活の支払いでJALマイルを貯めた
②「どこかにマイル」がオススメ
③どれだけお得か検証
④JALカード作るならキャンペーンを見逃さない
14、まとめ
0、今回の旅で感じたこと
癒す旅とはいいつつ、本音は「たくさんのやるべきことから逃げたかった」のかもしれない。今回、屋久島に行って、人、動物、自然が、いつもどおり、あるがまま、時が流れていることを、ただただ感じる旅。壮大な自然のなかの、一部である自分、あるがまま、を感じることで「そんなに焦らなくていい」と自分に言い聞かせたかったのかもしれない。そういう意味では成功の旅。縄文杉トレッキングより、気持ちの良い空間でゆっくり寝転んだり、ひとり川に足をひたして川底の石を観察したり、外に寝転んで星空をただただ観察したり。贅沢な時間でした。クリアに近づいた頭を、改めて、今日も働かせ、僕がやりたい使命をヒタヒタと準備して取り組むエネルギーが、また少しづつ生まれ始めた。
1、出発
17:50鹿児島発のプロペラ機に乗って屋久島に向かいます
もちろん、オリジナル腰枕持参で。せっかくの旅行で歪ませて旅を楽しめないのはもったいないからね!
各座席のエチケット袋が3枚!そんな揺れる?!ドキドキしながら乗った割にはこの日はそんなに揺れませんでした。よかった。
飛行機からの夕焼けの空。夕方飛行は右側シートの方が西方向で夕焼け絵が綺麗に見える。高度が上がってシートベルト解除のサインが出たと思ったら、すぐに着陸態勢に入りますのアナウンス。18:30屋久島到着予定だから、空の旅は40分。機内サービスのドリンクは無くて、代わりに飴をくれました。
2、到着早々、焦る
もう暗い。あたりも暗いから屋久島空港がなんと無く小さいのだけはわかる。実は行き当たりばったりで直前まであれこれしてたから、この旅の準備はほとんどしていない。もちろん、レンタカー予約もしていない。外に出たらタクシー乗り場にタクシーがいない。待っても来そうにない。焦る。空港の職員さんに聞いたら構内公衆電話の上に4つほどタクシー会社の連絡先あるから電話してみたら良いですよ!とのこと。連絡してきてくれることになり、そのまま宿に直行し、明日に備えてすぐに休みました。
3、危機!レンタカー満車だってよ
レンタカー予約、最終日の宿、アクティビティの予約もしていないまま、結構適当な旅。O型なんで、仕事は精神病むくらい完璧にしたい派だけど、それ以外はこんな感じです。朝起きてすぐに、レンタカー情報聞くために、安房地区の観光センターへ。スタッフさんに聞いたら、コロナ禍で旅行者が減っていたから屋久島のレンタカーが鹿児島市の方に出稼ぎに出ているそうで「いまは観光者が多いからレンタカー満車だと思う!とりあえず、片っぱしから連絡してごらん!」とリストをもらう。下から2行目あたりに書かれていたレンタカー屋さんが目についたので連絡。なんと!たまたま空きがあるから今から最終日までレンタルOK!とのこと。ついてるね!利用させてもらったカミヤマレンタカーさんはWeb予約じゃ無くて電話予約だから、もしレンタカー捕まらないときはココおすすめです。おじさんも、かなり親切で優しい。
\カミヤマレンタカー/
電話予約:0977-49-7070 ホームページ
*空港乗り捨てもOK(便利)
\豆知識/
屋久島の移動手段は、バス、レンタカー、レンタルバイク、レンタルサイクルといろいろある。重要なポイントは、便利さと雨対策。バスは便数が少なくて料金が割高。屋久島は366日雨が降る島といわれるくらい、突然スコールのように雨が降ったりする。レンタルバイクやレンタルサイクルは、雨の対策も一緒に。いろいろ考えると、個人的にはやっぱりレンタカーがおすすめ。
4、ボタニカルリサーチパーク(トローキの滝)
レンタカーのおじさんから「いまから、どこ行くの?」と聞かれたので「植物好きだから、ボタニカルリサーチパークに!」と言うと「あそこは有料だし植物だけだから、みんな行かないよお」と心配げに言われたけれど笑。日頃から植物(精油)にお世話になっているのと、フルーツ大好きな僕には最優先の場所なのです。
パパイヤの実(おいしそう)
パパイヤの実アップ(じゅるり)
バナナがたわわに実っている
大きなパイナップルも
ライチもあるよ
オレンジ系のハイビスカス
ハイビスカスの大きさが南国級(手相鑑定できる人は結果教えてください)
ストレリチア(極楽鳥花)、自然が作り出す色彩がすごいね
これはなんだ?
このパークの奥には展望台があって、そこからは「トローキの滝」が見えました。
(パノラマ)直接海に注ぐ滝で有名だそう
滝まで距離はあるけど迫力がある
ここでは見終わった後に、フルーツの試食をさせてくれます。パパイヤ、パイナップル、アロエベラの刺身、ドラゴンフルーツとか。僕が行った時期は、パイナップルジュースとパッションフルーツジュースもあったので両方注文(各250円)。「ふたつも飲むの?!」とお姉さんに笑われましたが、フルーツ好きなのでこれが普通です。ジュースだけ買いに来ている方もたくさんいました。
\豆知識/
トローキの滝が見える展望台は、パークの少し奥にある。ちょっと見逃しがちな場所。ここから見える海岸と滝は圧巻だからぜひ立ち寄ってほしい。
\豆知識/
10月でも屋久島はあったかい。植物がいっぱいいるところには小さな虫や蚊もいる。うっかり忘れて、散歩してたら蚊に噛まれた。急いでリュックからペパーミント精油(doTERRA)とレモンユーカリプタス精油(doTERRA)をミックスして露出部にヌリヌリ。虫除け対策も用意しましょう。
5、西部林道に恐る恐る(屋久猿・屋久鹿)
屋久島の北西部は西部林道(せいぶりんどう)といって、細い山道が続く場所がある。約15kmは世界自然遺産地域に含まれているらしい。場所によっては車一台しか通れなかったり、猿や鹿がいるからスピード出しすぎに注意。夜間は危ないので通行禁止になるから、午前や明るい日中に行くように。
屋久猿たち。ニホンザルより小柄でおとなしい。子猿がたくさんいてお母さん猿に抱っこされていてかわいい。
背景と同化してるけど屋久鹿(左下)。屋久鹿も動物園で見るより小柄。ニホンシカのなかでは一番小さい種類なんだって。カメラを向けても目を細くしてリラックスしてる。おとなしくてかわいい。
\豆知識/
動物に人の食べ物をあげないように。人間の餌を覚えることで、餌をもらうために攻撃してきたり凶暴な性格に変わりやすいそう。出会った屋久猿や屋久鹿はみなおとなしかったから、島民や観光客の人が気をつけているからだろうね。西部林道の入り口に看板で注意書きがあるのでチェックを。
6、永田いなか浜(ウミガメが産卵する海岸)
屋久島って森のイメージが強かったから正直、大好きな海は諦めてた。だけど、ウミガメが産卵に来る砂浜があるって知って、うれしくなった。
\豆知識/
産卵や孵化のシーズンにあたる5月1日〜9月30日の夜間は立ち入りは制限される。海水浴は日中に。見た感じ、海侵食があって砂浜の傾斜が結構強め。てことは沖に向かって流れるパワーは割と強いから海水浴は気をつけて(離岸流)。とくに小さい子と行く人は子どもから目を離さないように。
7、千尋(センピロ)の滝
400m×200mの巨大な花崗岩でできたV字の谷を削るように流れる滝で落差は60m。遠くから眺める。
8、大川(おおこ)の滝
屋久島最大の滝で、落差は88m。ここは、滝壺の近くまで歩いて行けるから迫力満点。遠慮なく近くまで行ってみて。
9、ヤクスギランド
山奥で標高が高いヤクスギランドの結構前に、屋久杉自然館という資料館がある。深く知りたい人は立ち寄ってみると楽しそう。ぼくは今回はスルー。
ヤクスギランドへの道中も屋久猿や屋久鹿に出会えたたり。道路の真ん中に岩が転がってるなぁ、と思って徐行してみたら、屋久猿が二匹ひっついてお尻のチェックしていました。
標高1000mにあるヤクスギランドは手軽に屋久杉を観察できるエリア。その入り口付近から、すでに雰囲気が漂っている。
苔の森
屋久杉も苔をまとっている
もののけ姫を彷彿とさせる
なんだか異空間だけどシャープなエネルギーに囲まれて清々しい
くぐり杉だって
今回の屋久島旅行で一番好きな写真
\豆知識/
屋久杉は標高500mあたりから山頂にかけて自生する樹齢1000年以上のスギのこと。花崗岩の痩せた土壌と多雨多湿な環境のおかげで、防腐剤の役割を果たす樹脂をたっぷり蓄えるから一般的なスギより長寿な巨木になるのだそう。
\豆知識/
縄文杉ツアーと比べて、足元が整備されているので歩きやすい。迷わないようにルートがわかりやすいので1人でも楽しめる。自分の体力に合わせて30分・50分・80分・150分・210分コースから自由に選べるから無理のないように。ぼくは50分コース。途中小川があって「ちょろちょろ」水の音がするので尿意を刺激されて困る。ルートに入る前にトイレへゴー。
10、今回行っていないけど代表的な観光名所
・白谷雲水峡(しらたにうんすいきょう)
「苔むす森」は映画「もののけ姫」のモチーフになった場所
・縄文杉
島1番の長寿の屋久杉で、そこに行くまでは徒歩で往復8〜10時間かかる
11、お世話になった「いやしの民宿とんとん」
屋久島南南東にある民宿で、今回は連泊でお世話になりました
魅力①杉板と漆喰の自然素材の宿で、家にいるようにだらーんとくつろげました
魅力②窓からはモッチョム岳が見えます
部屋でごろん
魅力③夕食が手が込んでいて美味しい(2日目の夕食)
魅力④もちろん朝食も美味しい
1日目の夕食はトビウオの刺身や屋久島牛のステーキも
\豆知識/
いやしの民宿とんとんのホームページ
とても気がきく若いおかみさんとご主人。話しやすくて観光の相談とかしやすくて助かった。お風呂は予約して自分のタイミングで大丈夫。ぐいぐいじゃない、適度な距離感で迎えてくれるから、静かな僕でも割と過ごしやすかった。ここね、かなり、いや超絶オススメ。
12、最終日は貸し別荘「サウスコースト」
実は星空がゆっくりみたくて、最終日はちょっと豪華にひとりで貸別荘を借りました
バルコニーでベンチを庭に出して、そこに横たわって毛布をかぶって星空観測
オーナーさんのセンスの良さをビンビン感じる
この部屋でぐっすり寝ました
リビング以外に、部屋は3つあって計6人は余裕で眠れる
貸し別荘の良いところはキッチンが使えるから自分で料理できること
アロエ刺身:アロエベラを買ってきて外の皮を切り落としてぬめりをとって醤油で
\豆知識/
今回の貸し別荘「サウスコースト」はairbnb(通称エアビー)という日本・海外の貸し別荘を検索できるサイトで見つけて予約しました(こちら)。
道中には放し飼いのニワトリやヤギに出会える。庭も広く近くの滝の音を聞きながら、星空観測は最高のひとときでした。ここも超絶おすすめの宿。
13、屋久島に無料で行けた理由(おすすめ)
①日常生活の支払いでJALマイルを貯めた
なにかくじが当たったわけでもなく、みなも普通に使えるシステムを使って無料で鹿児島⇄屋久島の往復チケットをGET。JALに搭乗することでマイルを貯めるJALマイレージバンクは、しょっちゅう飛行機に乗らないなら効率が悪い。だから、ぼくはJALのクレジットカードを作って、JAL搭乗でもマイルを貯めて、家賃や日用品、仕事関係の買い物でも効率よくマイルを貯めた。知らないうちに結構たまる。ぼくはCLUB-Aゴールドカード(年会費はかかるけマイルで年会費も払えるしマイル還元率がいい)。
②「どこかにマイル」がオススメ
JALのサービスには「どこかにマイル」というサービスがある。なんと往復航空券がたった6000マイルでGETできるシステム。希望する空港からJALが候補に挙げてくれる3つの行き先から自動的に行き先が決定する、というワクワク企画。ぼくは「どこかにマイル・南の島版」で、鹿児島空港発の設定で与論島・沖之永良部島・屋久島の候補から屋久島に決定したというわけ。ちなみに、この3つの候補は何度か選び直しができるからご安心を。
③どれだけお得か検証
普通に往復割で航空券を購入した場合→片道15500円(往復31000円)
貯まったマイルで区空見を購入した場合→片道6000マイル(往復12000マイル)
どこかにマイル利用→往復6000マイル
④JALカード作るならキャンペーンを見逃さない
スーパーやドラッグストアのポイントには全く興味がない僕ですが、こういうカード系はJALのような良質な会社でも大きめのキャンペーンをしてくれています。ゴールドじゃなくてもふつうに買い物でマイルは貯められる。せっかくカード作るなら、キャンペーンを活用しましょう。家族旅行で航空券よりアクティビティーや宿泊先にお金をかけたいとか、航空券を割安でゲットしたいとか、家賃とか毎月しっかりした支払いをカード払いにしてるなら、JALカード、アリだと思います。
こちらの紹介リンクから登録したら、通常のキャンペーンに加えて最大1500マイルプレゼントしてくれるみたいだから、検討している人は活用してください。
14、まとめ
日本人て、一生懸命仕事する。自分を労ったり、頭を空っぽにしたりする機会がますます減っているように感じる。日本人の勤勉な良いところ、といえばそれまでだけど、時代はどんどん進んでるよね。一昔前なら勤勉に働きつつも、なにかしら余裕があった。いまは…。文明が進化しただけ、入ってくる情報量は増え、生きていくための労働がハードになり、SNSで忙しい。だからこそ、自分や家族とゆっくりする時間作ってね。「旅行いいなぁ!」って言われたときに「行くといいよ!」って答えたら、お金が…て言わないでいいように。このJALの「どこかにマイル」は、上手に資産を守る・手出しを減らす、って意味では、ぼくは資産運用と同じじゃないかと思ってる。トライしやすい資産運用。家族も一緒に連れて行けるし。1年間マイルを貯めてぱあっと年に1回でも家族旅行しましょうよ!楽しいよ!