誰も教えてくれない正しい座り方

Body

こんにちは。
愛妻家Yutoです。

腰椎ヘルニアで部活をドクターストップされた高校生が、施術後にこんな感想を送ってくれました。

    ヘルニアになって手足の痺れが酷く、勉強机に長時間座るのがキツかったですが、施術してもらい手足の痺れが治まり、長時間座っても苦ではなくなりました。姿勢が悪かったのが良くなったようです。ありがとうございました。

腰痛や体の不調の原因は、座り方が原因のことがほとんどです。今回の記事は以下に当てはまる方に必見です。
・骨格が歪むのを予防したい
・症状の悪化を予防したい
・施術効果を長く維持したい
・キレイな姿勢で見た目を美しくしたい
・こどもに正しい座り方を教えてあげたい

おかげさまで7年目突入した看板のない骨格調整サロン「セラピールームらぽーる」オーナーのYutoがお伝えします。

もくじです。

1、正しい座り方は知っておいたほうがいい
2、正しい座り方のコツ

正しい座り方は知っておいたほうがいい

座り方って「教わらない」

小さい頃、お箸の持ち方や、お行儀は親から教わります。なぜだか座り方って教わることがないですね。僕は「ホントの骨格調整」を学んではじめて「座り方がこれほど大事なのか!」と衝撃を受けました。親の世代も知らないから、教わらないのは当然。若い頃の僕は、年に何度もぎっくり腰していました。いまでは、自分で調整したり、生徒さんの調整を受けているのもあるけれど、座り方をしっかり守って腰痛と無縁の快適な暮らしをしています。ちょっと話はそれるけれど。体育座りは戦後にGHQから伝わったもの(アメリカでは体育座りはしません)。骨格のことを熟知した今だからわかります。体育座りは骨盤や骨格を歪ませやすい座り方で、内臓にも圧迫をかけますから、お勧めできません。ぜひ、保育園や幼稚園から、正しい座り方の授業をして欲しいくらいです。座り方は奥が深いです。あなたが40代でも、または70代でも、いまから座り方を変えることは遅くありません。正しい座り方、ぜひ知ってください。

骨格の歪み・歪む理由も「教わらない」

座り方と同じ、歪みや仕組みも、学校や家庭では教わりません。両親や学校の先生だけじゃなく、セラピストでも知らない人はいるようです。施術に来られたお客さんに歪みの説明と歪ませない座り方をお話しすると「知らなかった!そういうことか!」と感激されます。もうひとつ嬉しいことが、歪む仕組みや歪ませない座り方がわかると、みなさん、しっかりそれを守ろう努力してくれます。結果、症状の改善が早くなります。これは大きなギフト。理解するとやる気が起きますよね。なんだかよくわからないと、やる意味を感じられなくてモチベーションがダウンします。いまからお伝えしますので「知らない」から卒業してください。

歪みは仙骨から全身に広がる


骨盤の仙骨を歪ませることで、全身に歪みが広がります。仙骨はお尻の真ん中にある逆三角形の骨。仙骨の先端には尾骨があります。仙骨が曲がると、尾骨が体の中心から、右または左に曲がります。じゃあ仙骨だけ歪む?と思いきや。仙骨は腰仙関節を介して背骨と繋がっているので、歪みは腰椎→胸椎→頚椎というふうに背骨を通して上半身に広がっていきます。下半身も同じ。仙骨が歪むと骨盤自体が歪みます(腸骨が後ろに傾きます)。それで片方の股関節の位置が相対的に少し高くなるので、片足が短くなって見えるということが起こります。施術を受ける時に「右(左)足が短くなってますね」と言われるのは、それです。片足が短い状態で歩いたり、骨格の歪みで筋肉が硬くなることで、膝や足首の骨や関節を引っ張るので、痛みなどにつながります。全身の歪みの鍵は仙骨です。

仙骨が歪むかどうかは座り方次第


仙骨はお尻の真ん中にある骨とお話ししました。ということは、お尻で「ベッチャリ」と座っていると、仙骨に不要な重さがかかって、グニャリと歪んでしまいます。なので、悪い座り方をしていたり、デスクワークや車に乗ったりと長時間座る仕事をしているひとは強く歪ませがちです。立っているときはどうでしょう。お尻に圧はかかっていませんね。ということは、仙骨への圧迫はかからないから、立ち姿勢では歪むことはほとんどありません。腰痛持ちさんから「じゃあ、なんで立っている時に腰が痛くなるの?」と質問されることがあります。それは、すでに仙骨・骨盤が歪んでしまっているから、立っている時にも腰痛が起きている、が正解です。

2、正しい座り方のコツがわかる

正しい座り方は仙骨座りではなく、坐骨座り

骨盤には坐骨という場所があります。坐骨は分厚い頑丈な骨。座った時に体重を支えられるように左右にあります。坐骨の「坐」は「すわる」という意味なので漢字でも理にかなています。この坐骨で正しく座れているときは、仙骨は浮きます。逆に、仙骨で歪む座り方をしているときは坐骨が浮いてしまって、ペラペラのか弱い仙骨に体重がドスンとかかるので歪んでしまいます。正しい座り方は坐骨から始まります。

「お尻の穴」がポイント


座り方を簡単に見分けるポイントをお教えします。仙骨の先の方や尾骨の場所は、「お尻の穴」あたり。なので、椅子や床に座っている時に自分のお尻の穴を意識してみましょう。座った時に、お尻の穴がベチャっと潰れている感覚がするなら、それは歪む座り方(仙骨座り)になっています。逆にお尻の穴に圧を感じない、少し浮いている、と感じるならそれは正しく座れている(坐骨座り)証拠です。きっと、いま、ごそごそ動いてお尻の穴が浮く姿勢を探していると思います。気づいきましたか?背もたれにもたれる姿勢は、すべてお尻の穴がつく歪む座り方になります。「もたれずに長時間いるなんて考えられない!」そうですよね。もたれても歪まないツールは、あとでご紹介しますのでご安心ください。まずはこのポイントさえ知っていれば、椅子であろうが床であろうが、自分で歪まない座り方を見つけやすいので、ぜひ「お尻の穴」を意識してみてください。

あったほうが良いツール


椅子やシートにもたれて、仙骨がベチャっと歪まないように、腰枕か500mlペットボトルを活用しましょう。背中に挟んでおくだけで仙骨が浮いて、正しく坐骨座りができるようになります。コツは、シートの奥までお尻をグイグイ入れ込んで、あとは腰から上の「気持ちいいい」と感じる場所にセットするだけ。このときお尻の穴に圧がかかっていないことを確認できたら、なお良いです。
ペットボトルなら、ミネラルウォーターの柔らかいエコボトルがオススメです。開封して二口くらい水を飲んで柔らかくしたペットボトルをセットします。
腰枕は市販品が出ていますが、サイズが大きかったり分厚すぎたり長時間耐えられないものが多かったので、ぼくが設計してしまいました。大きさや中に入れる綿の量を長年かけて研究して、作家さんにオーダーしています。もちろんペットボトルでもOKですが、腰枕より硬いので気持ちよく座りたいときは腰枕をご活用ください。本体2600円+送料520円、説明書付きで販売もしていますから、こちらにご連絡ください(お支払いはゆうちょ振込かPaypayにて)。

座り方を気をつけても痛みがある場合は、仙骨をはじめとする骨格を「かなり」歪ませてしまっているサインです。座り方に気をつけることで歪みの予防はできるけれど、セルフケアで歪みを取り除くことは自分ではできません。正しく座っても痛みが気になる方は、観念して一度骨格調整をご予約ください。

記事のポイントをまとめます。

まとめ:正しい座り方で痛みのない快適な生活を手に入れましょう

・大事なことでも知らないとできない=知ることから始めよう
・カラダの歪みは仙骨から始まり全身に広がる
・仙骨を歪ませるかどうかは座り方次第
・うまく座れているかどうかはお尻の穴で確認する
・もたれたいときはペットボトルか腰枕を使う

この記事を読むと、もっと疑問が湧いてくるかもしれません。マットレスしたほうが良いのかどうか?足を組むのは歪むのか?そこらへんも、おって記事にしていきます。まずは、正しい座り方を知ること。そしてできる範囲で、生活の中に取り入れてみてください。3週間も続けていると、「あれ?前より痛みが少ない」など変化が起きてくると思います。もともと痛みが強い方は座り方だけでは間に合わないから、施術のご予約をどうぞ。